飲食店開業 居抜物件かスモールM&Aによる開業か?<No.39>

飲食店開業する際、ゼロスタートだとコストが大きいといわれます。居抜物件を探す、スモールM&Aという方法もあるので特徴を比較してみました。

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ゼロスタートの場合

飲食店をゼロスタートした場合、自分の思った店作りが

できる点がメリットです。

ただし、お店のコンセプトやビジネスモデルが決まったら

開業の資金借入、物件の確保、賃貸借契約、内装外装の整備

取引業者との打ち合わせ、従業員の募集などやることも

多いと思います。

店作りに時間とお金がかかるという点がデメリットと

いえます。

 

居抜物件の場合

飲食店で居抜物件を選択すると、かなりのコストカット・

時間の短縮が可能です。

店舗の内装外装の整備、厨房機器などが揃っていることも

あるので、コスト・時間の短縮がメリットです。

ただし、前の飲食店の雰囲気が残り、前のお店がなぜ立ち退いたのか

分析する必要があります。

コンセプトが悪いのか、集客方法が悪いのか、人通りの少ない立地なのか

分析して、自分のお店が解決できそうなのか考える必要があると思います。

 

スモールM&Aの場合

高齢な経営者の飲食店で、後継者がいない場合、スモールM&A

は成約数が増えています。

ここでのスモールM&Aは、友好的なM&Aでのお話です。

廃業してものれんの残らない店主とこれから飲食店を

始めようとする店主。

それぞれの条件があれば、マッチングすることになります。

はじめからお店もあれば、お客さんも付いていたり、

場合によっては、慣れた従業員の方もいたりします。

設備投資資金や人の教育面で時間やコストが抑えることが

可能となります。

もちろん、売買価格によりますが。

場合によっては、事業がうまくいってないお店、割高な金額で

売り手が登録されていることもありますので

注意が必要です。

時間やお金をショートカット出来るというメリットと

買う際、買った後に問題が出るデメリットがあります。

 

まとめ

普通どおりゼロスタートなのか。

割安な居抜物件なのか。

ハイリスクハイリターンなスモールM&Aなのか。

それぞれ一長一短があると思います。

 

飲食店開業の際とき、それぞれの選択肢の

条件面を見てみるのも面白いのではないでしょうか。

 

■編集後記

最近は、このようなスモールM&Aが増えています。

自分自身も顧問先と交渉の場に同席する機会、

M&Aの仲介業者の方とお話をする機会が

増えました。

開業をする方がいたら、そんなとき3つの方法を

一緒に検討し、支援したいと思っています。

また、飲食店では欠かせないQRコード決済も消費者としてだけではなく、

事業者として登録をしました。

昨日は、法人の打ち合わせ1件、その後は入力作業と

いう一日でした。

 

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