飲食店でのお酒の出し方<No.28>

飲食店は薄利多売といわれオペレーションが煩雑になりがちです。

そんな飲食店でのお酒の出し方で、オペレーションを圧迫せずに

利益率を上げる方法について書きました。

※博多石焼 大阪屋 ランチにて

 

飲み比べセットを作る

複数の商品を組み合わせることでお得感がでる。

また、強気の価格設定にしやすくなる。

最近では、クラフトビールや日本酒など人気が高いもの

を厳選し、お客さんに喜んで貰う。

スタッフも商品知識がつき、お客さんとコミュニケーション

が出来る。

グラスを考える

同じ高さのグラスでも厚底のものを選定する。

注ぐお酒の量は少なくなるのでお替りをして貰える。

また、洗い場で割れづらい。お冷用やピッチャーは、

ガラスではなく、トライタンなど割れにくい素材

を使うと良い。

客席にサーバーを置く

客席でお客自身が注いだり、作ったりできる

お酒のメニューを作る。

スタッフの効率化が図ることができ、樽やサーバーなど

「自分で注ぐ」演出で差別化を図ることもできる。

原酒率を下げる

焼酎、サワー、カクテルなどは、お水やジュース

で割るため原酒率が低い。

原価率が抑えられ、価格調整をすることができる。

ボトルキープ制度を導入する

一度来ていただいたお客さんにまたリピートしていただく

ことができます。

クーポン券以上に、リピート率は上がります。

「せっかくボトルを買ったからもったいない」と

人はお得感を味わう以上に、損する方が心理的行動を

起こしやすいです。

まとめ

見せ方を考える、コストを抑える、オペレーションをスムーズにする。

リピーターを増やす。

唯一無二の商品、演出、説明する機会でコミュニケーション

の場を作りまた来ていただく。

リピーターのお客さんを増やしていくこと。

それが飲食店でのお酒の出し方として、より良い方法

ではないでしょうか。

 

■編集後記

昨日は午前、午後ともに法人の月次チェック。

店内飲食店はテイクアウトが軽減税率の対象となるため

10月以降厳しくなることが予想されます。

店内での魅力・見せ方・売り方を考え、

本日のブログ執筆に至りました。

 

■「1日1新」

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