人前であがらずに話す方法<No.27>

人前で話すとき、普通の人は緊張をすると思います。人前であがらずに話す

最も効果的な方法について書きました。

※世界文化遺産 﨑津教会 天草にて

なぜ人は緊張するのか?

緊張している人と緊張していない人は何が違うのかというと

「面接官」と「面接者」の関係の違いを例にすると良く

理解できます。

 

それは「見る側」と「見られる側」の違いです。

 

面接官は「見る側」だから緊張しません。

面接者は「見られる側」だから緊張します。

 

面接以外でも朝礼、会議、好意を寄せている異性、初めての人、

偉い人からの突然の質問、上司、祝辞など人前に立つ場面は

いくらでもあります。

 

人は多くの人・好意を寄せる人・偉い人に見られると

緊張しやすい状況になります。

 

緊張しないで話す方法とは?

「見られる側」から「見る側」に視点を変えることです。

 

例えば、セミナーの参加者は緊張していません。

理由は「見る側」だからです。

しかし、講師からいきなり指名をされ、難しい質問に対して

回答を求められるとします。

そのセミナー参加者の方はいきなり「見る側」から

「見られる側」になるので、緊張します。

 

ただ、その緊張されている方に前に出てきて貰い、

別の参加者の衣服について講師と話を始めるとします。

 

例えばこんな会話を。

講師「あそこに座っている女性オシャレだよね」

前に出てきたセミナー参加者「……は、はい。」

講師「どのへんがオシャレだと思う?」

前に出てきたセミナ-参加者「白のジャケットの形がオシャレです。」

 

と二人が話始めると、「見られる側」

が白のジャケットが似合う女性に移ります。

緊張の所有権とでもいうべきものが。

 

そうすると前に出てきたセミナー参加者の声や体の震えは止まり

緊張がなくなります。

 

「見る側」になったからです。

 

まとめ

人は、「見られる」と緊張します。

多くの人・好意を寄せる人・偉い人に見られると特に。

面接官だって、いきなり重役が部屋に入ってきて、話かけられたら

「ビクッ」とします。

理由は、面接官は「見る側」から「見られる側」になったからです。

 

人前で話す場合に緊張をほぐす方法は、たくさんあると思います。

私が、もっとも効果的だと思う方法は、「見る側」に視点を変えること

だと考えます。

 

もし、これから人前で話す機会が多くなる方、人前で緊張しやすい方は

ぜひ意識してみるとよいのではないでしょうか。

 

■編集後記

昨日は、保険の会議で司会。

クラウド会計のオンラインセミナーなど。

夜は、1次会会食・2次会カラオケでお客さんと。

私自身も人前で話すとき緊張しますが、今日のブログの

方法を実践するようになって人前で話すとき、前より落ち着いて

話せるようになった気がします。

 

■「1日1新」

焼鳥 大自然 西中洲店