事業継続は掛け算、起業は足し算<No.25>

事業を継続していくこととは?そもそも起業することとは?

どういう事なのかについて感じたことを書きました。

※KAGOMEトマトジュース 佐藤さんから

 

事業継続は掛け算

税理士事務所でいうと相続税特化、国際税務特化、IT特化、税務調査特化、

融資特化など色々な特技・強みを2つもしくは3つ掛け合わせて

新しいサービス・特化していくことで大きく成長している事務所が

見受けられます。

飲食店であれば、ベットタウンのフレンチレストランが

飲食店が料理教室をしていたり。

金物屋が配送のついでにさお竹屋をしたり。

それらは、一つの仕事や強みだけでなく、組み合わせて新しい価値を

生みだしています。

ベットタウンのフレンチレストランで人が入っていないように見えて

実は地元の料理教室として主婦に人気があったり、

一見、さお竹で食べていけるのか?と思っていたら

実は、金物屋さんが配達のついでにさお竹も売っている

だけなのかもしれません。

一つのお店・事業では厳しくても、二つの価値を組み合わせての

複業ができている良い例だといえるでしょう。

 

起業は足し算

独立して起業プランを立てるとき、だれしもがゼロの状況です。

成功するために、何と何を掛け合わせるか?

成功するための近道は何なのか?

考えると思います。

 

しかし、人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次のステップに進もう

とするとき。

そのスタートラインにおいては、誰もがゼロの状態といえます。

「掛け算の答え」を見つけようとしますが、物事の出発点は

掛け算ではなく、足し算といえます。

 

自分の自力が2。プランが3。ならば掛け算の答えは6になります。

まず自分の自力を底上げして自分の状態が5。プランが3。

ならば掛け算の答えは15。

 

なにが言いたいかというと。自力を0から1へ。1から2へ。2から5へ。

最初は誰しもが足し算からのスタートということになります。

 

まとめ

「事業継続は掛け算」は、山田真哉さんの著書

「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?身近な疑問からはじめる会計学」

でいうところの複業・組み合わせによる掛け算での事業の成功事例です。

 

「起業は足し算」は、堀江貴文さんの著書「ゼロ」を読んで、

刑務所から社会復帰されて、会社、大切な人、社会的信用、お金、ぜい肉

を失った堀江さんがまたゼロから事業を始めて、成功をおさめている

状況・本を読んで思ったことを書きました。

 

最初は、ゼロからスタート。

自分を自己研鑽して足し算していく。

足し算をして、自力を上げる。自力を上げて、プランを上げる。

 

どの場面で起業するかは諸説ありますが、借入をし、

スキル・経験・人脈がゼロから起業する方もあれば。

貯金をし、ある程度のスキル・経験・人脈がある状況から

起業することもあると思います。

 

なにより危険なのは、失うことを怖れるあまり、一歩も前に

踏み出せなくなることです。

最初の一歩、ゼロからイチへ。

そんな方を応援したいと思っています。

 

■編集後記

今日の写真は、堀江貴文さんの書籍の中にAIと佐藤天彦9段(棋士)の対決について

描写があり、その天彦9段のご親戚からいただいたトマトジュースでした。

実は二人とも福岡の方です。自分の頭の中で、点と点が繋がって今日の写真、

今日のブログ記事に。

 

■「1日1新」

scansnapとクラウド会計の連動。