マイナンバーカードを取得するメリット・デメリットについてマイナンバー通知カードと比較して解説します。
マイナンバーカードを取得するメリットは?
マイナンバー通知カードとマイナンバーカードの比較として、福岡市の区役所に置いてあった比較表が分かりやすいです。
マイナンバーカードが特に便利な点は、以下の通りです。
- 1枚で身分証明書として使える
- パソコンで確定申告(e-Tax)ができる
- コンビニで住民票、印鑑登録証明書を取得できる
- 住民基本台帳として使える
1枚で身分証明書として使える
マイナンバー通知カードは、その他に運転免許書など、マイナンバーの証明と身分証明書の2つ以上が必要になります。
金融機関における口座開設やパスポートの新規発行などが1枚でできます。フリーランスや中小企業の経営者にとっても利便性があります。
パソコンで確定申告(e-Tax)ができる
住民基本台帳カードで電子申告していた方は、マイナンバーカードが住民基本台帳カードの機能も兼ねることになります。
フリーランスや中小企業の経営者の方の個人の確定申告にマイナンバーカードが使えます。
また、マイナンバーカード作成時に、住民基本台帳カードは、一元化され、役所に引き渡すことになります。
コンビニで住民票、印鑑登録証明書を取得できる
市役所や区役所で、住民票や印鑑登録証明書を取得しようとすると、長い待ち時間があります。コンビニで速やかに取得することができます。
以下の書類がコンビニで取得できます。
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 住民票記載事項証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書
- 戸籍の附票の写し
フリーランスや中小企業の経営者の方は、忙しいと思いますので、時間を節約できるメリットがあります。
住民基本台帳として使える
引っ越しの時の役所での届出、確定申告として使っていた住民基本台帳カードとしての機能があります。
マイナンバーカードを取得するデメリットは?
通知カードからマイナンバーカードを取得する場合のデメリットは、4つです。
- カードの有効期限がある
- 申込が面倒
- 市民課窓口で手渡し
- 交付までの期間が1ヶ月半
カードの有効期限がある
マイナンバーカードの有効期限は10年。電子証明書の有効期限は5年です。マイナンバー通知カードには、有効期限はありません。
申込が面倒
マイナンバーカードの申込は面倒です。申込方法は、以下の記事に記載しています。ただ、私自身は、申込自体は、15分くらいの作業でした。
市民課窓口で手渡し
マイナンバーカードは、個人情報がたくさん詰まったカードですので、原則、役所の市民課窓口で手渡しです。
私は、利用しませんでしたが、福岡市だと予約して土日に
- 天神証明サービスコーナー(福岡市役所1階)
- 博多駅証明サービスコーナー(地下鉄博多駅博多口定期券売り場横)
で予約取得も可能です。
※マイナンバーカード予約取得
交付までの期間が1ヶ月半
マイナンバー通知カードは、2,3週間ですが、マイナンバーカードは、1ヶ月半交付に時間がかかります。
余裕をもって申込をする必要があります。
まとめ
メリットは、
- 1枚で身分証明書として使える
- パソコンで確定申告(e-Tax)ができる
- コンビニで住民票、印鑑登録証明書を取得できる
- 住民基本台帳として使える
デメリットは、
- カードの有効期限がある
- 申込が面倒
- 市民課窓口で手渡し
- 交付までの期間が1ヶ月半
です。
デメリットは、必要になってから申し込むと面倒に感じるものばかりです。逆にメリットを見るとフリーランスや中小企業の経営者にとって、必要なものが時短できます。
来年のオリンピック後は、マイナポイント25%還元で申込や受取が待つことが予想されます。
私は、9月の下旬にキャッシュレス還元事業者の申込をしました。やっと12月になって、PayPay(QRコード決済)とSquare(クレジットカード)の審査が通りました。
マイナンバーカードは、フリーランスや中小企業の経営者に必要なものですので、混む前に申込してはいかがでしょうか。
最後に
編集後記
私自身、マイナンバーカードを受け取りました。キャッシュレス還元事業者(5%還元)の申込が遅かったので、12月に審査通過が遅れました。
マイナンバーカードやマイナポイントについては、自分で利用し、関与先にも進めていきたいと考えています。
1日1新
マイナンバーカード
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