フリーランスが起業時に考えたい生命保険の見直し4つのメリット<No.75>

起業時に見直しが必要な生命保険

フリーランスが起業時には生命保険の見直しが必要です。サラリーマン時代と保障が変わるためです。もしもに備える生命保険の4つのメリットを解説します。

起業時に見直しが必要な生命保険

※起業時に見直しが必要な生命保険

加入と同時に保障が得られる

フリーランスとして起業した方は、事業が安定するまで収入・資金面で安定していない事も多いです。

サラリーマンの方以上に遺族年金は少なく、配偶者・子供の生活資金・教育資金を考える必要があります。

30~40代で貯金がたくさんある方、独身・子供がいなければ保障について考える必要はありません。

ただ、もしもの時に配偶者・子供が生活・教育に支障が出る方は、保険の見直しのタイミングだと考えます。

生命保険ですと、貯金では補えていない遺族の生活費・教育費の保障を加入時に得られます。

5営業日で支払われる

相続が起きると、必要なお金としてお葬式代がかかります。

貯金が少ないと将来の生活費・教育費をお葬式代に充てることになります。

あらかじめ生命保険に加入しておけば、5営業日以内に指定受取人に支払われます

お葬式代・その後の生活にもすぐに困ることはないです。

遺産分割協議の対象とならない

通常、相続が起きると遺産分割協議が必要となります。

遺産分割協議が整うまで、銀行口座、株式、不動産など凍結、売買できません。

生命保険は、みなし相続財産といって、遺産分割協議の対象となりません。

そのため、お葬式費用、生活費にすぐに困ることがなくなります。

相続税の非課税枠がある

遺族が保険金を受け取る場合の非課税枠の計算式は

法定相続人 × 500万円

となります。

奥さんと子供1人であれば、1,000万円の非課税枠が出来ます。

現金預金で持っていた場合には、課税の対象となってきます。

若いフリーランスの方であれば、基礎控除

3,000万円 + 法定相続人 × 600万円

ありますので、

奥さんと子供1人の場合だと、基礎控除は4,200万円となります。

起業した場合で、すぐに相続税の心配がない場合でも、

フリーランスから法人成り、年齢を重ねるごとに保険加入しずらくなります(健康面で)

若いうちに加入し、将来の成功した後に保険に入れないこともあります。

将来の相続税に備えるということも必要となります。

まとめ

フリーランスが生命保険を見直すポイントは、

  • 加入と同時に保障が得られる
  • 5営業日で支払われる
  • 遺産分割協議の対象とならない
  • 相続税の非課税枠がある

4つのメリットを受けることにあると考えます。

もちろん、フリーランスで資金繰りが厳しく、保険に入れない、保険を解約する方もいます。

ただ、その状況でもしもの状況が起きると、配偶者・子供の生活・教育面でしんどい思いをすることになります。

起業時には、お金に色をつける。配偶者・子供のことを守るお金と考えて、保険の見直しを考えてみてはいかがでしょうか。

創業時・失敗しないビジネス・4つのポイントについての記事は→こちら

最後に

編集後記

起業したての時は、事業の安定が最大の関心事ですが、一歩ひいて考えると保険の見直しのタイミングでもあります。

年末調整をするこの頃、たくさんの生命保険料控除証明書を見ます。

保険の入りすぎや入り方が悪い方は、生命保険料控除証明書を見るとわかります。

そんなフリーランスの方をそっと良い方向に導きたいと考えて、この記事に至りました。

昨日は、法人の検算・個人の月次入力という1日でした。

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法人で加入する年30万円以下の生命保険のメリットについての記事は→こちら